不妊治療と妊娠確率について

不妊治療を始めたからといって、すぐに妊娠が出来るわけではありません。

 

 

 

精神的にも肉体的にも辛いときがありますが、あきらめずにご夫婦で根気よく治療を続けることが大事です。

 

 

 

不妊治療で妊娠する確率ですが、初期の不妊治療であるタイミング療法とHMG−HCG療法などの排卵誘発剤を使用する療法を併用して行った場合は、1周期につき10%〜20%程度です。

 

 

 

数字だけ見ると大変確率が低いように思えますが、不妊治療を開始したご夫婦のうち19%が半年で妊娠することに成功し、30%が1年以内、36%が1年半以内、43%が2年以内に妊娠しています。

 

 

 

タイミング療法とHMG−HCG療法等を2年続けても妊娠が出来なかった場合は、次の段階として体外授精や顕微受精などの高度生殖医療に移行します。

 

 

 

体外受精の妊娠確率は26%程度あり、顕微受精ですと22%ですが、人工的に受精卵を着床させるのでどうしても流産のリスクが高くなり、無事に出産出来る確率となると約13〜16%と低くなります。

 

 

 

また、卵子の老化によって妊娠する確率は確実に下がります。

 

 

 

男性が高齢である場合にも、妊娠する確率は下がるようですが、男性が高齢であっても女性が高齢でない場合はあまり問題がないようです。

 

 

 

女性の身体は、36歳ごろまでが妊娠しやすく、それから後は次第に妊娠しにくくなっていきます。

 

 

 

自然妊娠と同様に、人工受精の妊娠確率も女性が30代前半ですと約37%ありますが、40代前半では16%と減り、40代後半になると4%にまで下がってしまいます。

 

 

 

ですから、妊娠したいのになかなか授からないときは、ひとりで悩まずに、なるべく早い時期にご夫婦そろって不妊検査・治療を開始することが望ましいでしょう。